その4 1枚の写真にどれくらい丁寧に向き合ったか

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コンテストに出したことで学んだことがたくさんあります。


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裏面には、名前や住所以外にもいろいろ書く欄がありました。

用紙の右側には、
・使用機材(カメラやレンズのメーカーや品番)
・この写真の撮影時の設定(F値、シャッタースピード)
・使用した三脚やフィルター
・撮影地、撮影年月日
などを書きます。

ぶっちゃけ、これは、面倒ですけど、簡単です!

無題

一眼レフはパソコンに取り込みますので、その写真のデータを見ると全部表示されます!

三脚やフィルター、撮影場所は出ませんけどね。
(撮影場所はGPSをつけて撮影すれば出るかもです。)

なので、これをまる写しするだけ。

難しいのは・・


タイトルです!!


タイトルをつけると、記録写真から、「作品」へと変わるような気がしました。

それまでは、ただ、シャッターチャンスを見つけて撮っていただけでした。

でも、タイトルをつけるという作業は

私はこの写真で何を伝えたいんだろう

と、振り返る作業でもありました。


これね、胃が痛くなるような、頭から湯気出そうな作業で(笑)。

すっごい難しかったんだけど、当時、ハマってたのでがんばってやりました!


でもそのおかげで、だんだん、撮る時にも、何を伝えたくて撮ろうとしてるんだろうと考えるようになりました。

「とりあえずシャッターを押す」ということから、

これをどう撮ったら伝わるだろうか、
どう撮るのが1番よく伝わるだろうか、

ということを意識しながら撮るように変わりました。


それを意識して、何パターンも撮った中から、ベストをじっくり選び出す。

わずかな違いしかない甲乙つけがたい2枚をどちらかに決める作業って、胃がキリキリします。

でも、その作業を経て選ばれた1枚って、伝わり方が違うと思います。


想いを意識して撮って、想いが1番表れてるものを選ぶ。



いかがですか?

「素敵な写真かどうか」の違いは、

機材による差、機能による差、センスによる差、そして想いによる差。

私はこの4つを意識してますが、もちろん、これだけではないと思います。


全部そろって、さらにプラスαのテクニックや工夫などもあると必要かもしれません。

逆に、4つのうちの1つが足りなくても、他で補える場合もあります。


知っていてほしいのは、「スマホカメラだからダメ」ではないこと。

「私、センスないねん」ということは絶対ないということ。


今は、あまりカメラに詳しくなくても、これから知っていけば大丈夫!

ぜひ、写真の世界を楽しんでもらいたな、と思っています♪