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この写真は、奈良の夏の風物詩・燈花会(2017)のものです。
季節外れですいませーん。

☆゚+.☆゚+.☆゚+.☆゚+.
こんにちは!
奈良在住・フリーフォトグラファー栗本 恵里です。
写真を撮る&撮り方を教える仕事をしています。

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ここ数日、毎朝8時に書いている一眼レフの話。

焦点距離って何ですか?
F値って、どのくらいがいいですか?
F値の数値とボケが比例しない時

これらの記事に使った写真の共通点。

それは、明るい時間ということ。


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昨日の記事の最後にもチラっと書きましたが、

レンズが長い(望遠)時は、

写真が暗くなるのです(;´Д`)ノ

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ラップの芯を使って、簡単に説明してみますね。

IMG_1740

ただの筒なので、拡大されたりはしません。

ここで知ってほしいのは、


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長い筒の先に見える部分。

望遠の時って、イメージ的に、
あそこの光しかキャッチできないんです。

周りの光がレンズの筒に遮られて、すごく狭い範囲の光しか取り込むことができません。

だから、レンズが長くなると、写真が暗くなるのです。

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写真は、光の芸術。

どれだけの光を、どのくらいの量、取り込むか。

機械的には、これが全てです。
(機械はセンスとかわかってませんw)

たっぷりある光を、一瞬だけ取り込むのか、
ちょっとの光を、ゆーっくり時間かけて取り込むのか。

たっぷりかちょっとかは、今の周りの状況。
一瞬かゆっくりかは、シャッタースピードで決まります。


レンズの長さも関係していますが、

IMG_1742

レンズそのものの口径(直径、サイズ)が大きければ、
それだけたくさんの光をキャッチできます。

だから、大口径、を売り文句にしたレンズがあるのです♪

口径は外観で判断できますが、レンズの中でも変化が起きています。

それが絞り

Aモードは「絞り優先モード」と呼ばれますが、
絞りの数値も
光の量を左右します。


レンズの中はこんなことになってます↓

IMG_1743

レンズの中の羽が、広がったり、小さくなったりしてます。

F値が小さい→よくボケる→開いてる(開放)→明るい
F値が大きい→ピントくっきり→絞ってる→暗い


ハイここテストに出るからね~、って感じ??


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さてですね。

素敵な写真という、
プラスのものを撮りたいのは当たり前のことですが。

それ以上に、

ブレてる、ピント合ってない
というマイナス要素を避ける方が優先です。


なので今日のタイトル、
Q.ボケより優先すべきことは?

A.ブレてない!!です。
「ボケ」より「ツッコミ」が大事、ではありませんww


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ブレの鍵を握っているのは、シャッタースピード!

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Sモード、またはTvモードを選んで、
自分でブレないシャッタースピードを探します。

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写真のお悩みでは、暗い、ブレる、というのが上位に来ます。

でも、これ、私の中では全然別モノです。

暗い、は後の補正編集で直すことも可能です。

ブレは直りませんww

ついでにピンボケも直らないww

だから、私が撮った写真をチェックしていて、
ブルーになるのは、ブレやピンボケ。


ブレ対策に1番神経を使っております。


□■□■□■□■□

そもそも、なんでブレるのかというと理由は2つだけ。

・撮るものが動いた(被写体ブレ)
・撮る側が動いた(手ブレ)


被写体ブレはわかりますよね?
相手の動きが早いから。

じゃ、手ブレは?
そんな激しく動いてないはずだし、いつもはこれでブレないのになんで??


それは、シャッタースピードが遅くなってるから!!


Aモードは、F値は変えられるけど、
シャッタースピードは変えられない、
というのを覚えてますか?


カメラは機械なので、このくらいの明るさがいいんじゃない~?という何か基準みたいなものが中にあると思うんです(たぶん)。

でも、それが夜とか夕暮れだと、そこまで明るくしなくていいよーって私たちは思います。

だけど、カメラはわからない。

がんばって明るく撮ってあげようとしてくれる。

でも、光が少ない状況。

どうしよう、どうしよう、カメラは考えた!

そうだ!

ゆっくり取り込めば、光がいっぱいになるぞ!


こうして、シャッタースピードを遅くすることにした。

めでたくブレブレの写真が出来るのであった(完)。
いやいやw


□■□■□■□■□

本題に戻って(笑)。

こういう事情でブレが起きてることだけ伝わればOKです。伝わったんか?


ブレ対策として

☆レンズがいろいろあるなら、
・明るいレンズを使う
・口径が大きいものを使う
・広角側で撮る(あまりズームは使わない)

☆カメラの設定は
・シャッタースピード優先で
・ブレないシャッタースピードを見つける
・露出上げすぎない
・ISO感度を上げる(画質の荒れに注意)

☆その他
・あれば三脚を使う
・手持ちなら、脇をしめてカメラを体に近づける
・ライブビュー(液晶撮り)よりファインダー撮り
・壁にもたれる、肘をつく、何かに体をつけて安定させる


□■□■□■□■□

中には、
いや、でも、やっぱり私はボケた写真にしたいからF値にこだわりたい!!

と、思う方がいるかもしれません。


安心してください!


暗いからブレる、みたいな状況でSモードを選んだ場合。

SモードなのでF値を自分で決めることはできませんが、

ほぼ自動的に最小値になってます(^o^)v


もし、なっていなければ、その時は、

シャッタースピードが遅すぎるとか、
ISO感度が高すぎる、などの理由があると思いますよ。


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これで、ブレも怖くない、はず♪

最後も季節外れのホタルでした(笑)。




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