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息子が「ドラえもん」を観てる間、
私は「グレイテスト・ショーマン」を観ることが出来ました!



ミュージカルは前から好きで、先月も劇団四季のジーザスクライストスーパースターへ。
劇団四季「ジーザス・クライスト=スーパースター 2018」in大阪

四季だけじゃなくて宝塚もよく行きましたヨ♪

ミュージカル映画は、ちょっと前にラ・ラ・ランド(http://gaga.ne.jp/lalaland/)をレンタルで観て、めっちゃ良くて、これは映画館で観とくべきやったなーと悔やまれ。

そんなタイミングで、またまたミュージカル映画が上映されてると聞き、今度こそ観たいな~と思ってたのに行けずにいたグレイテスト・ショーマン。


大ヒット中ということで、すでに観た方もたくさんいるかな?
以下、ネタバレも出るかも?なので、観てない方はお気をつけてくださいませ。

夢、家族愛、恋愛、という明るいテーマ。

そこに重たく絡まる、

身分差、貧困、身体的特徴、人種差別

表に出たらダメ、
隠れてなきゃ、
傷つくのには慣れている、


こんな私が、
誰かみたいに、
こんなことをするなんて、

許されるわけがない、
できるわけがない、
上手くいきっこない、


そう思ってた。

普通と違う。

けど。

これが私。


The Greatest Showman | Sing along This is me HD | 20th Century Fox 2017

アカデミー賞で主題歌賞にノミネートされているというこの「This Is Me」。

いろんな思いが揺さぶられました。


□■□■□■□■□

ところで、「普通」ってなんなんでしょね?

「普通」は、平均?平凡?
それがイヤだったり、逆にいいと思ったり。

「普通」は、こうでしょ!と決めつけてみたり。


□■□■□■□■□

今、私は、自分のことを「普通」だと思ってません。

私が、というか、
「普通」の人なんていない
って感じなんだけどね。

みんな、それぞれの人生の主役で、
いい時も悪い時もある、
いろんなドラマを持っている。

そう思っています。

□■□■□■□■□

そんな私も、小学校低学年までは、普通と思ってました。
目立ちたくもなかったし、みんなと一緒でいい、一緒がいい、と。
何より、自分は「普通」だと思ってました。

子どもだったから、自分の生活環境が自分の価値観の基準。
周りも同じような人が多かったから普通だと疑うこともなかった。

だから。

南アフリカに住んでも、
何の違和感もなかったし、それが普通だと思ってました。

親の転勤です。

東京生まれ、港区育ち、
親は商社マンで、家族で海外赴任。

行った先が日本からめちゃくちゃ遠い南アフリカであっても、日本人学校にいる同級生はみんな似たような環境の子どもたちばかり。

めちゃくちゃ普通でした。


□■□■□■□■□

普通でなくなったのは、帰国してから。

転入先は、元の港区の高層ビルに囲まれ、首都高の下を歩く通学路ではなく。


周りが
田んぼだらけの奈良の小学校でした。


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そこの同級生たちからすると、

アフリカから来た(転校生)

だった私。

その事で、からかわれたり、イジメ的なニュアンスもあったかもしれないです。

そのころ(30年くらい前)はオスマン・サンコンとかがテレビに出てた時代で、

砂漠、大草原、サバンナ、動物ウロウロ、槍持ってる、

そういうアフリカイメージで、私に言って来るんだけど、

私もそんなの見たことない。


だから、おい、アフリカ人みたいに言われても、

あ?私のこと!?
何回言ったらコイツはわかるねん?
説明めんどくさいな、

アホちゃうか?


という感じで、イジメがいが無かったのかも!?

□■□■□■□■□

私は、南アフリカのヨハネスブルグに住んでいました。
当時はまだアパルトヘイトの時代。

住んでた地域はキレイに整備された、平屋ばかりの立派な住宅街で、庭にはテニスコートやプールがあるお宅が多く、黒人のメイドが住み込みで離れに住んでいる白人居住区でした。

アフリカというと熱帯地域をイメージされるけど、アフリカ最南端なので、ケープタウンまで行くと南極に近いからペンギンもいるくらい寒いです。

ヨハネスは、半年間 屋外プールに入れるような温暖な気候でした。

が、ヨハネスや首都プレトリアのような一部の都会以外は、砂漠やサバンナもあるし、原住民族が暮らしている地域もありますし、治安もいいとは言えないようです。

大人になっても、南ア・ヨハネスに住んでたっていうと、
「ライオンとかすぐ見れるん?」
という人と、
「まぁ~いいトコに住んでたのネ♪」
という人がいますね。

↓ 以前にも書いてました


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奈良に転入して、私は「周りと違う」「普通じゃない」ということを何度も感じさせられました。

ただ救いだったのは、そのことで傷ついたり、悲しくなったり、隠したい気持ちにはならなかったということ。

的外れなことを言うからピンと来なかっただけなんだけど、ほんとに紙一重のことで、トラウマになってたかもしれないですね。


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特別、変わったことをしたいとか、目立ちたいわけじゃないけど。

変わってるといわれようが、目立ってしまったとしても、あまり気にならないし、

周りのそういう人や行動も気にならないです。


「普通はこうでしょ!」の感覚があまりないんだと思います。

いろんな人がいて、いろんな考え方があるから面白い。

ここの普通は、よそでは異常、
なんてことはたくさんありますもんね。


でも、誰かとの比較ではなく、
今の環境を、今の生活を、ついつい自分自身の「普通」の基準にしてしまいがち。

固定概念に縛られず、
もっと広い視野で、
知らない世界のこと、
無縁だったジャンルのこと、
新しいことへ挑戦したり、
やりたいことを行動に移そう!


と、思いました( ´艸`)


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親子別々に映画鑑賞。

あとになれば、なんてことない事だけど。

一歩踏み出して、やってみて良かった!

このタイミングで、この映画を観れて本当に良かったです♡

めっちゃオススメです!



映画『グレイテスト・ショーマン』予告D 20thFOXjp




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