一眼レフを買って、5ヶ月の頃に撮った写真。
驚く表情!
水しぶきの1滴1滴!
グッとボケた背景!
子どもの成長の1シーンを、こんな風に撮りたかったから、自分で撮れるようになって、どんどんカメラにハマっていきました!
☆゚+.☆゚+.☆゚+.☆゚+.
こんにちは!
奈良在住・フリーフォトグラファー栗本 恵里です。
写真を撮る&撮り方を教える仕事をしています。
【プロフィール】 【実績 撮影・講座】
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☆゚+.☆゚+.☆゚+.☆゚+.
当時やっていたベビーサイン。
おててをパーにして、ほっぺをペタペタ。
これは「美味しい」のサイン。
□■□■□■□■□
日常のちょっとした瞬間を美しく撮れる一眼レフ。
だからわざわざ買ったのに、
難しい!
上手く撮れない!
結果、面白くない。。。
という方は、とても多い。
この記事では、イマドキのカメラについてる機能が、初心者にも優しくて、簡単に素敵な写真が撮れちゃうヨ♪
という、パンフレットみたいなことを書きました。
もちろん、実際この機能はスゴイと思います!
でも・・・。
いわゆる、キットレンズ。
標準ズームレンズは、
最初の1本にピッタリ!
という位置づけで売られていることが多いんですが、実は
無難なレンズ です。
カメラの機能がすごくても、
付けてるレンズが無難なもの。
無難って・・・
難が無いと書くわけで。
失敗が少ない、悪くない、という意味でもありまして。
めっちゃいい!!
って、ならない可能性大ww
全てを叶えるレンズはありません。
どのレンズにもメリット・デメリットがあります。
標準ズームレンズは、確かに初心者に優しい。
でも、面白みに欠けるのも本当の話。
だから、カメラの機能にまだ詳しくない初心者さんは、
それなりには撮れるものの、
・ドハマリすることもなく、
・失敗写真の理由もわからず、
・説明の難しさに嫌気がさしてくるし、
・わざわざ重いの持ってく必要ある?
とデメリットばかりが目立ってしまって、使わなくなる・・・。
↓ こちらは標準ズームレンズ撮影。
ズームレンズっていうのは、
このくらい離れていても、ズームを使えば、
撮影者が移動しなくても、
撮りたいものを大きく撮ることができる!
というメリットがあります。
もっと背景をボカしたい!
という希望を簡単に叶えてくれるレンズは、
最小F値が小さいレンズ。
と、言っても、意味がわかりにくいと思うので、写真を見てもらいましょう♪
↓
こちらは、50mmの単焦点で、F1.8で撮影。
背景がめっちゃ
ボケてるでしょ♪
背景ボケの鍵を握るF値。
数値が小さいほど、ボケます!
さきほどの、息子のボーダーシャツの写真の右下にデータが入ってます。
18mmで撮った方は、F3.5
45mmの方は、F5.6
F1.8の方が、数値が小さいの、わかりますよね?
だったら、18mmの時も、45mmの時も、そのF値とやらを小さくしたらええや~ん!
うんうん、ごもっとも。
でもね、できないんですw
レンズにはそれぞれ、最初から最小F値が決まってるんです。
だから、背景をボカした写真が撮りたくて一眼レフを買おうと思ってる人は、
標準ズームよりも、
最小F値が小さいレンズがオススメ!
ズームレンズでF値が小さいものとなると、
お値段が一気に上がります!
初期費用を抑えつつ、F値の小さなレンズを買うことはできないのか?
できます!!
そんな初心者さんのために、各社メーカーが出している、
50mmのF1.8の単焦点レンズ
というものがあるんです!
ミラーレスじゃない一眼レフだと、大手3社からは1~2万円で新品であります。
ミラーレスだと、3万前後のようですね。
□■□■□■□■□
で、単焦点って何?という話。
ズームレンズは、18-55mmというように幅があって、数字を大きくすれば、遠くのものを大きく写せます。
この何ミリと書かれた数値が、焦点距離です。
単焦点レンズは、焦点距離が1つしかありません。
焦点が1つ(単)という意味です。
全体を撮りたいなら、全部が入る位置まで自分が下がらなきゃいけないし、
大きく撮りたいなら、ちょうどいい位置まで、自分が近付く。
自分が動くか、動かなくていいか、の違いがあるのです。
□■□■□■□■□
単焦点レンズは、めっちゃ背景をボカすことができますけど。
カメラの設定や撮り方によっては、全然ボケないこともあります。
そして、撮りたいものにピントがバッチリ合えば最高の1枚になるけれど、
↓
撮りたいものがボケてる(>_<)
ピンボケのボツ写真になることもしばしば。
標準ズームレンズが失敗の少ない無難なレンズなのに対して、
単焦点レンズは、アタリは最高、失敗はボツ、
というのが、はっきりわかりやすいのです。
でね、実はこれが重要で、
初心者さん最大のメリットだと思うのです!
*背景がめっちゃボケる
*ピントがしっかり合ってれば、一気にプロみたいな写真になる
*自分でピントを合わせななきゃいけないクセがつく。
*ピントをどこに合わせれば伝わる写真になるかを考えるようになる
*自分の足で距離感をつかむことができる
そして、50mmがいいのは、
中望遠であるということ。
離れることで、広角の歪みが少なく・・・・という話まですると長くなるので、またの機会か、こちらの記事で↓
・実物と形が違う撮り方・実物通りの撮り方
・私のイチオシ!「離れてズーム」で撮ろう♪
標準ズームレンズは無難に使えます!
あれば便利なシーンも多いです!
でも、一眼レフならでは!を楽しみたいなら、
単焦点レンズを使ってほしいです!
本体があれば、レンズを追加すればいいし、
これから本体から買うという場合は、
本体+単焦点レンズで買うのもいいと思います。
予算が許すなら、本体+単焦点レンズに、
広角~望遠ズームレンズを足せば、いうことナシです♪
SONY(Eマウント・APS-C)の新品なら、この組み合わせがオススメ
↓
|
*本体 α6000
https://www.sony.jp/ichigan/products/ILCE-6000/
|
*単焦点レンズ
50mm/F1.8
https://www.sony.jp/ichigan/products/SEL50F18/
|
*広角~望遠ズームレンズ
18-200/F3.5-6.3
https://www.sony.jp/ichigan/products/SEL18200LE/
↑ Wズームではなく、1本タイプが絶対便利!
私が使っていたレンズと、望遠レンズについてはこちらの記事から
→ 【交換レンズ】焦点距離って何ですか?
*その他、レンズに関する記事
・数字あれこれ、その意味を知ってますか?
・F値って、どのくらいがいいですか?
・F値の数値とボケが比例しないのはなぜ?
□■□■□■□■□
「50mmの単焦点あるけどハマらなかった」という方は、
・設定や機能を学んでみる
・撮りたいものに合ってない
・重さや保存などの使い勝手
などの理由があるかもなので、そこはまたいつか記事にしてみたいと思います。
では!
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