写真を撮る時、シャッターボタン以外も押してますか?

「各種設定ボタンがややこしくて・・・」
「シャッターボタン以外に押すとこなんてあるの?」

という、カメラ初心者さん向けの内容になっています。


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これは、スマホ(iPhone5純正カメラ)で撮った、加工編集ナシの写真です。

「え?一眼レフじゃないの?」と、何度か聞かれました。

どうして、そう思われたんでしょうか?


きっと、背景がボケた写真だったからではないでしょうか?


私も、友人が撮ってくれた背景のボケた写真を見て、一眼レフ欲しい~!って思ったので、背景のボケた写真は魅力的です。


じゃあ、ボケた写真がいいのかというと・・・


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全部がぼんやりボケていては、何だか酔いそうになります。

いえいえ、そうではなく、ちゃんとピントが合った写真がいいのです。


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つまり、こうなります。

全部がクッキリとピントが合っている写真。


カメラにおまかせのオートで撮ると、ピントをたくさん合わせようとします。

だって・・・

ピントが合ってなかったら、イヤじゃないですか?

さっきみたいに、全部がぼんやりしてる写真ばかりだと、壊れてるのかな?って思ってしまいますよね。

だから、オートだと、できるだけたくさんのものにピントが合った写真になります。


ピントがたくさんあっていると。

クッキリハッキリ、そして、のっぺりして見えてしまいます。

1枚目の写真のように、ピントの合っている部分と、ボケた背景のメリハリがあることで、ピントの合っている部分が浮き上がったような、目立つ写真にすることができます。


では、どうしたらいいのでしょう?

答えは簡単!

自分でピントを合わせるだけです♪


ピントは、「主役」に合わせます。

「主役」とは、1番メインになる部分。

伝えたい部分にピントを合わせます。


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この写真だと、右の花にピントが合っていて、左側がボケています。

主役は右の花です。


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こちらは、右がボケていて、左側にピントが合っています。

左の花たちが主役ということになります。


撮る人の想いや伝えたいことによって、何が主役になるかが決まります。

そのチョイスは、カメラは決められません。

決めるのは、自分です。


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スマホの場合は、画面にタッチするだけ♪

デジイチ、コンデジなども、最近は液晶にタッチしてピント合わせができる機種がありますね。


「ここにピントを合わせたい!」と自分が思った場所を、カメラに教えてあげてください♡


ピント合わせがあまり要らない場合もありますけど、今までずっとシャッターボタンしか押してなかった人は、まずは「自分でピントを決める」というクセをつけてくださいね!