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映画「人間失格 太宰治と3人の女たち」を観てきました。

1人で映画館で観るのは久しぶり。
レイトショーは初体験!

その感想を書いてみます♪



映画「人間失格 太宰治と3人の女たち」


太宰治と言えば、日本を代表する超有名作家だし、

「人間失格」は超ベストセラー作品なので、

あらすじは、知ってる人には当たり前、かもしれません。


ただ私は「人間失格」も読んでなく、太宰治についても自殺した人というくらいしか知らなかったので、かなり衝撃的な内容でした。



人間失格 太宰治と3人の女たち
公式サイトはこちら↓

http://ningenshikkaku-movie.com/



そんな超有名人の太宰治の映画の見どころは、

サブタイトルにもなっている「3人の女たち」との関係と、

監督である蜷川実花のビビッドな世界観だと思います。




とはいうものの、私、これを観る気で映画館に行ったわけではなかったので・・・

事前情報は、R15指定ということしかわかってませんでした。


蜷川実花の監督作品というのも、上映が始まってから知って「マジで!?めっちゃラッキー!」と思ったくらいですw(゚o゚)w オオー!



3人の女たちとの関係


この3人の女とは、正妻、愛人1、愛人2。

宮沢りえ、沢尻エリカ、二階堂ふみ。


とにかく美しい!

顔の話だけでなく、太宰への愛し方、生き方、立ち居振る舞い、三者三様の美しさに、うっとり見惚れてしまいます。



愛と恋の違い。

どっちの方がいいものなのか。

ストーリーの中で、重要なキーワードになってます。


正妻は愛、愛人1は恋、愛人2は・・・??

女同士の取っ組み合いの喧嘩みたいなわかりやすい争いはないけど、互いにその存在を知っているので、抑え込む感情の奥にある嫉妬や苦しみ。

出さない感情を表現する3人の姿(特に宮沢りえ)が、心に沁みます。



気になるR15に指定されちゃう濡れ場ですが、

沢尻エリカのエロスは、アートというか浮世離れしていてどこか幻想的な美しさ。

それに対して、二階堂ふみは体張って、髪も感情も振り乱して人間味あふれていました。




人間失格すぎる太宰治がエロい


3人の女たちの、弱さもあり強さもあり、涙を流しつつも思いを貫き通す、凛とした美しさが、話が進むにつれ明確になってくればくるほど、

太宰治のダメさも明確になってきます(꒪д꒪II


ホンマ、観てて、

おいおい、オマエ、ダメすぎだろ、
マジ、人間として終わってね??


失格だよ!


と言いたくなる(笑)。

で、そのまんまやん!と自分でつっこみたくなるほどでした。



何度も自殺未遂をして、酒乱で薬物中毒。

最終的には愛人と心中っていう無茶苦茶な人生。

ダメンズすぎる姿が、なぜかエロく儚くて。


真面目で普通の人だったら、感性も普通なわけで。

ダメすぎる破天荒ぶりが、人を魅了していったのかな~と思います。


小栗旬のほどよいチャラ男感が、ダメンズ的に最高でした。

R15指定のポロリシーンよりも、女にふれる小栗旬の指先がエロかったです♡





狂気を煽る色彩の美しさ


昔、ある雑誌を読んでいて、
蜷川実花っぽい!と感じたことがありました。

ハンドメイドの雑誌で、パッチワークっていうと大人しい色の組み合わせが多い中で、

全部が派手な色同士なのにケンカせず下品でもなく、華やかで惹きつけられてしまう不思議な世界観の作品。

よく読んでみたら、蜷川実花のお母さんである、宏子さんの作品でした。



元女優でキルト作家♪



今回、「人間失格 太宰治と3人の女たち」が蜷川実花の監督作品って、全然知らずに観ることを決めちゃったんだけど、思いがけず観れることになって、一気に期待大!

映画の時代背景は、戦後間もない1946年頃。

きらびやかな時代とは言えない中でも、四季折々の花の色の移り変わりで、その鮮やかな色遣いはたっぷり堪能できます。


公式HPからでも十分その美しさは感じられるので、ぜひチェックしてみてください♪

沢尻エリカの衣装やインテリアがめっちゃ好きで、それだけでもホント観に行って良かった!






まとめ*行って良かった!



内容的に、R15指定ってのもあるけど、大人の心模様の話なので、子どもと観る映画ではありません。

実は昼間に映画に行こうかな~というのも、少し考えてたんだけど、これは昼間に観る映画じゃないですね~、夜で良かった。


ビジュアルの美しさと、最後のスカパラの主題歌が流れだす瞬間の鳥肌のたつ感じ。


大人の女性が夜に1人、映画館の大迫力で観て、


じゃあ自分はどう生きるのか


を考えたくなる、そんな映画でした♪



あまりにも有名すぎる太宰治。

ですが、こうした切り口からの太宰を知った上で、今改めて「人間失格」を読んでみたいと思いました。







夜のイオンシネマ*初体験レポ


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全国にあるイオンモール。

でも、施設の構造や、中に入ってる映画館はいろいろなので、システムなどちょっと違うかも。


今回は、奈良・・・のようで県境を微妙に超えて、

京都府のイオンシネマ 高の原に行きました。



昨日は息子が野外活動で不在だったので、夜遊び~!

買い物するつもり行ったんだけど、イオンに着いたのが20:50頃。

目的の店舗にたどり着いたら5分で閉館・・・

何しに来たんやww



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3階のキャンドゥに行ってたんだけど、買う間もなく閉店、、、


で、ふと近くを見ると、映画館!

せっかく来たから映画でも観ようかな~って。


辺りは、みるみるシャッターが閉まっていきます。



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21時以降に上映される映画、平日なのに意外とあってビックリ!

数えてみると、9種類。

ここは9番スクリーンまであるんで、フル稼働!

すごい!


ちなみに、人間失格 太宰治と3人の女たちは、10人くらいいたように思います。

駅前とは言え、ローカルな場所の平日にしては多いなと感じました。




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ここの劇場は、月曜がハッピーマンデーという割引で、1,100円になります。

水曜だから割引ないな~と思ってたら、

ハッピーナイトという20時以降の上映が1,300円という割引で観ることができました。



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さて、10月から始まったややこしい消費税。

こちらの場合、

劇場ロビーでの飲食は、店内飲食の扱いで10%で、お持ち帰りは8%。

うん、これ普通ですよね。


ビックリしたのは、

劇場内飲食はテイクアウト扱い!

中で食べるけど、8%になるみたい。

なるほど、持って行くって扱いなんですね。



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ここ、イオンモール高の原は、

専門店・21時
レストラン街・22時
イオン生活用品・22時
イオン食料品・23時

までです。

イオンシネマは24時まで!
(チケット購入は22時まで)


今回、私が観終わった時には23時を過ぎていたので、食料品売り場も含めて全て営業終了していました。

駐車場への通路は、一部のエレベーターを使って24:30まで出入りできるようになっていました。


こんな光景、昔ショッピングモールで働いてた時を思い出すなぁ~。



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立体駐車場(地下&モール上階)もあるけど、今回は平面駐車場に止めてました。

出てみると、私の車だけでした( ´艸`)



都会に繰り出して夜遊び満喫!

とかじゃなくて、

1人でひっそり、ちょいエロな映画を観るとか!

おひとり様ナイトは、めっちゃ楽しかったです♪


またやろう☆

ではでは~







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