IMG_4523

紅葉シーズン、今がピークですね!

この写真は京都南部の木津川市にある
浄瑠璃寺です。


-------------------------------



さて、先日ご紹介した、

奥山に 紅葉ふみわけ 鳴く鹿の
 声きく時ぞ 秋はかなしき

という百人一首で有名な猿丸大夫が
御祭神という猿丸神社。


▽ 記事はこちら


この記事内の写真について,
ワンポイントを解説していきます。


いつもこんな事を考えながら撮っています。

参考になれば~





① 晴れた日はHDRを活用


晴れた日、太陽の方向に
カメラを向けて撮ると、

逆光やわ~

ってなります。


これは一眼でもスマホカメラでも
同じです。


そんな時はHDRという機能を使って
明暗のいいトコ取りをしちゃいましょう!




IMG_4524
△ iPhone10・純正カメラHDR、ONとOFF


逆光対策ゆえに真っ白になった空が、
HDRを使えば、青空で撮ることができます。


一般的に、HDRを使う時は、
露出低め(暗め)にして撮るんですが、

iPhoneの場合は、
白飛びするくらい明るめに撮ると、
ちゃんと色を拾ってくれます。



FullSizeRender

HDRが作動してるかの確認を
お忘れなく~。

※ 自動HDRの設定をしてると表示されません





IMG_4526
△ iPhone10・純正カメラHDR、ONとOFF


青空がちゃんと写ってる方が、
ステキですネ♪








② アングルを意識する


カメラアングルとは、
被写体に対して、カメラを向ける角度。


写真がマンネリ、垢抜けないと悩んでる方は、

ローアングルがおすすめです♪



IMG_4518


なんてことない駐車場の様子です。

これは、立った状態で、
スマホを顔~胸の位置くらいに構えて撮った写真。



IMG_3581

同じ場所から、ローアングルで撮る。


しゃがんで見上げるように撮る。


それだけで、空の分量が増え、
同じ場所なのに、開放感が出ます。



IMG_3580

こちらも、しゃがんで撮ってますけど。

こんなに駐車場の地面たっぷり
要らないですよね(笑)。




ローアングルは、

低い位置から
見上げるように撮るのがポイント。




高い位置から撮るのと、
ローアングルの比較です。

IMG_4528

後ろの建物を入れたいなら
上の構図。

後ろの建物を隠したいなら
下の構図(ローアングル)です。


どっちが正しいとかじゃなく、

どんな風に撮りたいか、

で、決めます。




IMG_4529

ここまで違うと、
同じ場所とは思えないですね。







③ 見渡して、写さない方がいいものを気にする


写してはいけないものの
最低条件として。


こんなご時世なので、
通りすがりの知らない人であっても
あまり写すべきではありません。

観光地など、人が多い時は
誰も写りこまないようにするのは
難しいですけどね。
(Web、SNSにアップするなら顔を隠す処理を!)


また、寺社仏閣の場合、
仏さまや聖域は、撮影禁止だけでなく、
カメラを向けることさえダメなことがあります。


ステキな構図が狙えるとしても、
立ち入り禁止区域には
絶対入らないこと。
当たり前ですけどね。




IMG_3582

さて、この場所。


人もいないし、撮影禁止でもない。

最低条件はクリアしてます。


では、ステキな写真的に要らないものは?



IMG_4527

電柱もそうですが、
標識、立て完売、工事の備品など、

近代的なもの、実用的なものは、

寺社仏閣のもつ、
悠久の歴史というオーラを
ぶち壊します。



どうしても位置的に写り込んでしまう時、
ありますけどね、、、(ノД`)・゜・



IMG_3745

私がブログに使った写真。


もみじの前ボケを入れようとすると、
どうしても右奥のブツが入り込んでしまう。

前ボケを諦めて構図を変えれば
写り込むのを避けることはできるけど、


天秤にかけて悩んだ末、、、

無念、、、(;´Д`)ノ



無理な状況もあるけど、
どこまで工夫できるかは、
試し撮りしながら考えてみましょう~






④ 小道具を使ってみる


ここまでの復習です。


IMG_4520


ダメってほどの写真ではないけど。


とりあえず、

工事解除中の看板と電柱を

写すのは、やめましょう。

目立つ目立つ。



ここまでに書いた撮り方のポイントを
意識して撮ると、こうなります↓↓↓



IMG_3746

① HDRで青空をちゃんと出して撮る
    木々の間からの青空がキレイ!


② ローアングルで撮る
    しゃがんで撮ってます。
    周りの木々がめっちゃ高くて、
    囲まれてる様子がわかります。


③ 写さない方がいいものをチェック
    看板や電柱がなくなって、すっきり!
    平安時代からこの景色だったのでは?
    と、思うほど。(舗装路だけど)




スマホの純正カメラであっても、
こういうちょっとしたことを
意識するだけで、写真は変わります。



さて、最後にこんなシーン。


IMG_3616

表参道にそびえる2本の大木。


しゃがんでローアングルで
縦構図にしてみても、



IMG_3617

上まで入り切らない。


もっと下がって後ろから撮れたらいいけど
この背後が崖みたいになってて、これが限界。



そんな時は!


IMG_4530

スマホ用のクリップレンズを使います。

これは、セリアの
クリップ式スーパーワイドレンズ。

110円です。



FullSizeRender

スマホカメラのレンズの中心と、
クリップレンズの中心を合わせます。

中心がちゃんと合ってないと、
↑こんな感じでピントが合いません。



FullSizeRender

クリップレンズを付けてから撮ると
木の一番上まで全部撮れました!


端になるほど歪みが出るので、
気になる場合は、後からトリミング。


これだけ縦長の被写体なので、
一眼と同じ 3:2の比率にすると、
縦長感がより強く表現できてオススメ。
(スマホはだいたい 4:3 です。)



IMG_3751

この絵馬の写真にも
クリップレンズを使ってます。

この場所は、下がって普通に撮れるんですが
グワッと歪めて迫力を出したかったので
超広角レンズの面白さとして使いました。





お寺や神社、
もちろんそれ以外の場所でも
こうしたちょっとしたコツを
使って撮ってみてくださいね♪




お知らせ*お寺でスマホカメラ講座



京都市の少し南に位置する
宇治田原町で、スマホカメラ講座をします。


お近くの方はぜひ~
(いや、近くなくてもぜひ~)



IMG_3951



スマホで撮ろう うじだわら

スマホカメラ講座 全2回 
① 2019.12.8(日)10:00~
 スマホカメラの機能、構図など
 写真のテクニック
② 2020.1.19(日)10:00~
 町内を撮影した「お気に入りの1枚」
 披露と講評


定員20名
参加費 500円(2回分で!)


21お茶のふるさと塾 主催
お申し込み・お問い合わせ
妙楽寺  0774-88-4118
京都府綴喜郡宇治田原町郷之口本町118






【スマホカメラで撮るコツ*関連記事】


撮りたいものが入りきらない!という時に、クリップレンズはホントにおススメです♪

クリップレンズは親子自撮りにも勧めています。
→ 子どもと撮ろう!家族写真をもっと撮ろう!自撮りのススメ♪



まさに今がシーズン!
猿丸神社も、紅葉してるんだろな~♪また行きたい!



これは、iPhoneのHDRが白トビに強いと知らなかった頃の記事です。
一般的な、暗めに撮る方法と、アプリ推しで書いてます。
Androidのカメラでの比較も載ってます。






□■□■□■□■□■□■□■□■□
 
ブログの更新通知が届きます↓     




Instagram
image



にほんブログ村 ライフスタイルブログへ
にほんブログ村


ブログ更新の励みになっています♪










欲しいものリスト&購入品はこちら↓
FullSizeRender